科学的に正しい妊娠しやすい食生活について考える
妊娠しやすい身体を作る食生活はあるのか?
よもぎ堂では不妊鍼灸とともに、食生活やライフスタイルの改善をオススメします。

妊娠しやすい食事については、わかってきています。
サプリメントではなくて、まず食事。
バランスの取れた食事です。
妊活で栄養というと、イコール、サプリメントとなってしまいます。
ですが、ベースはやはり食事。
最近の栄養学の研究で、健康になる食事、妊娠しやすい食生活についてわかってきています。
科学的に正しい妊娠しやすい食事のとり方
- 精製度の低い炭水化物を取り入れる。
- ソーセージなどの加工肉でなく魚を中心にたんばく質をとる。植物性のタンパク質も取り入れる。
- オリーブオイルなどの不飽和脂肪酸をとる。
- 野菜や果物をとる。
量よりも質。
何を食べるのかが重要だということです。
これに和食を掛け合わせる事で、妊娠しやすい食生活を無理なく続けられます。
妊娠しやすい食生活についての大規模な調査
妊娠しやすくなる食事のとり方については、ハーバード大学による大規模な疫学調査があります。
女性看護師を対象にした疫学調査「看護師健康調査(Nurses’ Health Study)」
その中で、妊娠を希望する18,000人の女性看護師を対象に8年間という長期間、調査研究し、妊娠しやすい食生活についてわかってきました。
その科学的な根拠に基づいてまとめられた本が「妊娠しやすい食生活」です。
※現在、Amazonでは絶版となっているようです。
から購入可能です。
これさえ食べていれば妊娠できるという「奇跡の食べ物」も、これを食べれば妊娠できないという「悪魔の食べ物」もありません。
いろいろな種類の食物をバランスよく、健康に食べることです。
本書では、
- 炭水化物の質を上げる
- 不飽和脂肪酸を摂り、ファーストフードなどに含まれるトランス脂肪酸を避ける
- タンパク質の質を上げる
- マルチビタミンや葉酸の含まれるサプリメントを積極的にとる
- 砂糖入りの清涼飲料水を避ける
- 体重のコントロールをする。
- 1日に30分~60分の運動をする
ということがまとめられています。
「○○にはこの食べ物」
といった話ではなく、科学的な根拠に基づいてわかったことが書かれています。
アメリカと日本では、体型とか食生活が違うやん
そんな声もありますが、アレンジして取り入れることで
ベースになった調査が1989年から8年間の調査で、2010年からは「看護師健康調査Ⅲ」が進行中です。
食生活の改善は、ご夫婦で取り組むことをオススメします
妊娠しやすい食事は、その後の妊娠期~産後だけでなく、健康を保つ事ができる食事。
不妊鍼灸の効果を最大限に高める食事でもあります。
可能な限り、夫婦、家族で同じ食生活に取り組まれることをオススメします。
この食生活を続けることで、家族全員が健康になる食事をとっていることになるのです。
大塚でした。^_^