東洋医学的身体感~お腹の張りや冷えから体がわかるお話
ちょっと専門的な話になります。
東洋医学では腹診と言って、お腹の張りや冷えなどで体を診断します。
経脈の働きが乱れが内臓の機能低下をもたらし、お腹の張りや冷えを起こすと捉えます。
その経脈の乱れを整えることで、お腹の張りや冷え、内臓の機能低下を改善していくんです。
体の構造から診ても
背骨の神経⇒内臓⇒背骨の神経
というように、内臓に命令を出す神経と内臓の情報を集める神経が往復しています。
同じ高さから、表面の皮膚~血管~筋肉にも往復しているのです。
内臓の働きに問題がある場合、その情報は皮膚の感覚、血流、筋肉の緊張度に映しだされます。
東洋医学の優れている点は、経脈の働きが体を動かし、経脈の乱れが病を作るという捉え方。
どんな疾患でも診断さえできれば、とりあえず鍼灸施術(調整)できるというところですね。
大塚でした。