不妊鍼灸を7カ月受けられつつ、ステップアップ 体外受精で妊娠されたケース
38歳 女性 大阪市在住 一人目希望。
結婚後、1年ほど経過するも妊娠にいたらず、不妊専門クリニック受診。
不妊の原因が特に見当たらないため、不妊治療と並行してよもぎ堂に通いだされました。
不妊鍼灸を受けながらステップアップ、体外受精での妊娠
来院された時点での状態
- 以前からあった冷え性は、妊活を意識して運動するようになってから改善。
- 月経周期は28日程度で乱れなし。
- 基礎体温も二層になっている。
- クリニックの検査では、AMHがやや低いことを除いては、卵巣、卵管、排卵、子宮も問題なし。
- ご主人の精液検査では、運動率がややわるい。
自然妊娠出来ればいいけれど、体外受精までのステップアップも考えているとのこと。
自覚症状としては、月経も問題なく、軽い肩こりや腰のだるさを感じるくらいで、カラダの不調もほとんど感じる事がないそう。
よもぎ堂での東洋医学的な見立てと施術
- 掌診では下焦、つまり、おへそから下に反応アリ。
※みぞおちから上を上焦、みぞおちからおへそを中焦、おへそから下を下焦と呼び、婦人科系の反応は下焦にあらわれやすい。
- 女子胞と卵巣の診断ポイントが特に反応が強い。
※女子胞は東洋医学での子宮のこと。
- 脈診では、やや力がなく、少し遅めの脈。
- 腹診では、下腹部の女子胞の診断点に反応あり。
- 下腹部の深いところに腫瘤が少し触れる。
週一回の施術で
- カラダのバランスを整える全身調整
- 子宮と卵巣の反応点への施術
- 骨盤と脊柱のバランス調整
を行うことにしました。
下腹部の血流改善、卵子の質を高める、子宮の働きを高める目的での施術。
毎回の施術でリラックスしながら、肩こりや腰痛が改善するのがとても気に入ったようです。
不妊鍼灸、施術開始後の経過
施術開始後、1か月からAIHを開始。
2か月で肩こり、腰痛を感じる事がなくなっていきました。
6か月で下腹部の腫瘤を触れなくなり、少しだけ感じていた冷えも改善。
6か月ころから、体外受精にステップアップ。
2度採卵し、初期胚1個、胚盤胞1個採卵。
不妊鍼灸の施術開始から7か月、胚移植し妊娠陽性。
妊娠16週で、週一回の鍼灸施術をいったん卒業。
月に2回程度、妊娠期のケア、安産目的の鍼灸を受けに来られています。
体外受精を予定されている方は、採卵される前からの不妊鍼灸をおすすめします。
最短で3ヶ月~6ヶ月で卵子の質が改善していくことが多いです。
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