秋に起こる筋の痛み、冷えが原因かもしれません

ここのところ、朝晩の冷え込みが少しましですが、秋の寒暖の差から寝違いや急性腰痛(いわゆるギックリ腰)を起こされる方が増えています。
昨日も不妊鍼灸を受けに来られた患者さんの中にも何名か、急性の痛みの症状を起こしている方がいてはりました。

東洋医学的に身体を診てみると、冷えが原因の痛みでした。

このような場合は、普段の不妊鍼灸に加えて、冷えに対する施術を行います。

東洋医学では、筋肉の縦のつながりを経筋と呼びますが、寒さが経筋に悪影響を起こすと、痺(筋の引きつり痛み)をおこします。

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普段の不摂生やストレスでの弱り、からだのなかで、偏った使い方をしている部位によくおこりやすいので、注意が必要です。

経筋が寒に侵された筋の引きつり痛みに対しては、刺さないはり、温鍼をつかった経筋療法を行います。

問題の起こっている経筋のルート上の反応点(経筋穴)に、チョンチョンと熱刺激をくわえていくことで、調整します。

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しっかりと反応のあるルートを施術すると、その場で痛みが取れてしまうケースもあります。もちろんすべてではないですが。

 

一日の気温の変化が大きい秋は、冷えからの痛みが起こりやすいです。

冷えは、不妊解消の大敵ですが、痛みの原因にもなるのですね。

普段から、よく歩いたり、からだの節々をよく曲げ伸ばししておくと、冷えの害を受けにくくすることが出来ますので、日々心がけるようにしてみてくたさい。

よもぎ堂 大塚彰司

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