当院の施術、

  • 施術を受ける流れ
  • 施術を受けるペース
  • 体表からカラダの判断をキャッチする診断法
  • 施術に使う鍼灸用具
  • 施術のリスク

について詳しくご紹介していきます。

施術を受ける流れ

カラダの状態をくわしく問診

カラダの状態、今までの不妊治療についてなどを詳しくお聞きしていきます。

東洋医学的な診断

フィンガーテスト2

問診に加えて脈や舌、お腹、体表から得られる情報をもとにもともとの体質、今のカラダの状態を判断し、施術の方針を決めていきます。

施術に適した服装にお着替え

肘から先、膝から下、腰とお腹を中心に施術します。

そのため、ゆったりとした服装にお着替えしていただきます。

患者着やスエットもご用意させていただいていますが、着なれた部屋着などを持ってきていただくことが多いです。

ベッドにて施術

あお向けでおなかの反応点や張りを確認したあと、

うつぶせで骨盤まわり、肩まわりへの施術していきます。

完全予約制の不妊鍼灸

あお向けでホルモンバランスと自律神経の調整、子宮鍼・卵活鍼で子宮と卵巣機能への施術を行います。

すわった姿勢で仕上げの施術

残っている反応部位へ施術していきます。

最初にあったカラダの歪みや反応が消えていること、カラダの動きが良くなっていることなどを確認して施術をおわります。

お着替えのあと、次回予約のご相談

施術後の注意などをお話したあと、次回のご予約をお取りいただきます。

お疲れ様でした。

不妊鍼灸を受けていただくペース

どのくらいの間隔で不妊鍼灸を受けるとよいのか

週一回のペースでの施術がおすすめです。

腹部への不妊鍼灸

6か月から9カ月、週一回のペースでよもぎ堂で鍼灸を続けられた方の妊娠率は67%

施術時に、妊活セルフケアや生活上の注意もお伝えしていきます。

また、ご自宅でのセルフケアの一つとして、自宅でのセルフ温灸もおススメ。

ご希望の方には毎回の施術時に、ご自宅でお灸してもらうツボをお伝えします。

次回のご来院までの1週間、無理のないペースで続けてください。

どのくらいの期間、不妊鍼灸を続けるとよいか

よもぎ堂では、3か月の不妊鍼灸を1クールと考えています。

細胞は3カ月で入れ替わると聞いたことがあるのではないでしょうか?

早ければ1クール~2クールで妊娠にいたります。

2016年のデータでは、67%の方が1年以内に妊娠されました。

まずは2~3クールを目安に施術を受けていただければよいでしょう。

長期間、不妊治療を続けて来られた方、

とくに今まで妊娠されたことがない方は、体質改善までもう少し時間がかかります。

着床期、着床をうながす鍼灸

胚移植の直前に鍼灸を受けると。妊娠率が高まるというデータがあります。

よもぎ堂の不妊鍼灸では胚移植前の鍼灸プラス、移植後にも鍼灸を行ウ着床鍼灸をおススメしています。

胚移植の前後に鍼灸を行うことで、着床率を高めることができると考えています。

■体外受精~胚移植前後の鍼灸

胚移植直前の鍼灸にプラスして

  • 胚盤胞の移植後~24時間以内の鍼灸施術
  • 初期胚~移植当日から2~3日以内の鍼灸施術

で着床をうながしていきます。

2段階移植の場合は、別途お問い合わせください。

■人工授精の後、着床をうながす鍼灸

人工授精後4~5日ころに鍼灸をすることで受精卵が、

卵管

↓↓

子宮内膜に移動

↓↓

着床

この流れがスムースに行われるのをうながします。

■タイミング法の着床をうながす鍼灸

排卵後5~6日目に鍼灸施術を受けていただくことでタイミング法での着床をうながします。

妊娠後の安胎の鍼灸

よもぎ堂では妊娠後16週から20週まで、継続して鍼灸を受けることおススメしています。

これは安胎の鍼灸といいます。

  • 妊娠の維持
  • 子宮環境を整える
  • 母子の健康の応援

を目的として鍼灸を行います。

妊娠16~20週で週一回の鍼灸施術をいったん卒業。

妊娠中期以降は月に1,2回の鍼灸を受けていただき、妊娠期の体調管理や安産ケアを行います。

※習慣性流産や不育症の方は、安胎の鍼灸も大事ですが、妊娠前からの体質改善を受けていただきます。

カラダの反応をキャッチする東洋医学の診断法

よもぎ堂では、フィンガーテストという診断法をメインに使ってカラダの歪を見立てていきます。

右手がセンサー

フィンガーテスト2

患部や診断部をふれて情報をキャッチ

左手がテスター

フィンガーテスト

左手の動きの変化で問題のある反応を診断します

※以下、フィンガーテスト⇒FTと書きます。

経脈の歪みを診断

FTをつかって診断することで、カラダの歪みを捉えます。

東洋医学では、経脈を流れる気がカラダを動かしコントロールしていると考えます。

その経脈の乱れが病や不調の原因。

不妊症、なかなか妊娠できないのも、この経脈の乱れが原因なのです。

はたらきが落ちている経脈、はたらきが高まりすぎている経脈のバランスを整えていきます。

経脈が整う⇔カラダのバランスが整う

自然治癒力が発揮され、卵子の質と子宮環境、ホルモンバランスが改善されます。

妊娠率を上げるベースになります。

卵子や子宮、ホルモンバランスに働きかけるツボを診断

おなかや腰、手のひらの診断部を使いながら、卵子の質と子宮環境、ホルモンバランスを改善するツボを決めていきます。

必要とするツボは、個人差が大きいので正確な診断がとても大事。

一人の患者さんでも、毎回、ツボが変わります。

卵巣や子宮の機能低下、ホルモンバランスを乱す原因を診断

東洋医学的な病の原因は大きく分けて、

  • カラダの使い方のかたより
  • 心のかたより
  • 食事
  • 睡眠
  • 呼吸

この5つ。

不妊の体質を決める5つの生活習慣

それに加えて、クリニックでの不妊治療で使用するホルモン剤もカラダの働きに影響します。

これらのどれがカラダに負担をかけ、はたらきを落としているのかを診断。

不妊鍼灸によって、これらの負担がカラダに影響しないように施術していきます。

ホルモン剤の副作用も軽減します。

よもぎ堂の不妊鍼灸で使用する施術器具について

よもぎ堂の不妊鍼灸の特徴の一つは、痛くない・熱くない施術。

その施術にメインで使うのがささない鍼と温灸。

それに加え、使い捨ての細い鍼、箱灸などを使って妊娠しやすいカラダづくりを行います。

ささない鍼について

よもぎ堂で使うささない鍼は、温鍼(おんしん)。

不妊鍼灸に使う銅でできたささないハリ

金属でできた鉛筆のような形で、先はとがっていないので痛くありません。

この温鍼を人肌よりもちょっと高い温度に、ほんのりと温めて使います。

温めた温鍼を、経脈というカラダの気の通り道をなでたり、タッピングしたり。

カラダの反応に合わせた経穴、ツボをタッピングしたりして使います。

ソフトタッチなので、とても心地よい刺激です。

温灸について

温灸は別名、台座灸といいます。

不妊解消・妊活のお供、温灸

商品として有名なのは、せんねん灸。

台座の下がシール状になっているので、ツボに貼り付けて使います。

  1. もぐさの先に火をつけて、
  2. ツボに貼り付け
  3. 根元まで燃えて熱さを感じたら取りのぞきます。

熱さを我慢する必要はありません。

使い捨ての細い鍼について

不妊鍼灸のツボへの調整で使う細い鍼。

不妊鍼灸で使う完全滅菌の使い捨て鍼

髪の毛ほどの細い鍼です。

美容鍼で顔にも使う細い鍼なので、痛みはほとんどなし。

万が一、痛い場合は打ち直します。

完全滅菌された使い捨ての鍼なので、感染のリスクも心配ありません。

箱灸について

箱の中の網にもぐさをのせて燃やす箱灸。

体質改善の箱灸

ほんのりとした温かさで、お腹を温めます。

がんばっているお腹をゆるめる箱灸は、リラックスできるやさしい温かさです。

IPコードについて

カラダのバランス調整に使用するIPコード。

全身調整のIPコード

はたらきの高まっているツボと落ちているツボをつないで、バランスを整えます。

カラダに必要な調整を伝え、カラダの自然治癒力で深い体質改善を行います。

これが実に気持ちいい。

ここちよい施術で、うつらうつらされる方も多いです。

鍼灸施術のリスクについて

鍼や灸の刺激の感じ方には個人差があり、まれに不快に感じることがあります。
よもぎ堂では、そういった不快感をガマンしながら受けるものではないと考えています。

このようなときは、すぐにお伝え下さい。

まれに施術後にだるさ、めまい、発熱、痛み、しびれなどの症状がでることがあります。
多くは一時的なもので、加えた刺激に過剰に反応したために起こると考えられます。

経過を見ながらその人にあった施術内容に変更していきますので、ご心配な点がありましたら遠慮なくご相談ください。

鍼の施術により、ときに出血および内出血などが起こります。
薬剤または病気により出血傾向が著しい方は注意が必要ですので、問診・施術の時にお申し出ください。

内出血は1~2週間程度で治り、身体への悪影響はありません。