不妊症に悩む方の四十肩もささない鍼を使って施術します

よもぎ堂の不妊鍼灸について

ウチは不妊専門の鍼灸院。

不妊症と妊娠期、安産と、妊娠前後の女性のカラダづくりをメインで診ています。

とはいえ、鍼灸は適応範囲がとても広い。

必要があれば、色々な疾患を施術します。

四十肩(五十肩)もそんな疾患の一つ。

不妊鍼灸以外の施術~四十肩編

実は、焼針(やきばり、経筋針ともいい、温鍼のベースになったもの)を使うまでは、五十肩の施術はとてもとても苦手でした。

アイシングしてみたり、関節に手技でアプローチしてみたり、局所に置鍼してみたり、皮内針を貼ってみたり、キネシオテープを貼ってみたり…とにかく、スッキリとした効果を上げることができませんでした。

 

現在は、入江FTシステムで診断、施術をしていますが、四十肩、五十肩(肩関節周囲炎)の施術の時には、焼針を追加することで、納得できる効果を上げられるようになっています。

参考になればということで、焼針を使った症例をいくつか。

 

症例1(平成20年9月20日)

30代女性(鍼灸学生)以前の職場、夜診帯のアルバイト。

(バイト時間外の午前中にくるなんて、よっぽど切羽詰ったか?)

症状

左肩関節前面の痛み(三十肩?)

9月18日起床時から、肩関節動作、特に伸展痛著明。

座位にて左上肢で体を支える時に特に痛む。2日間、アイシングするも緩解せず。来院。

最近、左側臥位、伏臥位で寝ることが多いとのこと。

 

入江FTの場合、所見を取らず、いきなり診断から入ることが多いので、いかんと思いつつ、今回も診断から入りました。

期待を裏切ってはいかんので、真剣に診断します!!

 

鍼灸施術

左脾メイン肺サブという診断で、

  • 左脾経絡穴←右大腸経絡穴
  • 右胃経原穴←左肺経原穴

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この経穴にごく浅く一寸0番針をうち、IP(イオンパンピングコード)で結びつけて、
調整すること10分間。(本治法)

10分後、軽い傾眠状態の彼女の置針を取り除き、針を打っていた経穴に和紙テープで1~2ミリに丸めたもぐさを貼り付け。

京都寺子屋お産塾の田中先生に教えていただいた方法。(この頃の常套手段。)

その後、座位にて症状確認。

痛み、半減するも、まだ、手をつくと痛むとのこと。

左手の経脈を診断、反応のあった肺経と大腸経に焼針で上向性で点状刺激。

 

ちなみに大腸経はチョン・チョンと一回ずつ。肺経はチョンチョン・チョンチョンと二回づつ。(それぞれ補と寫の意味で。)

鎖骨上の虚点、実点を決め、焼針でチョン・チョンチョンと反応が消えるまで刺激。

左肩関節前面の反応点にも囲むように焼針。前面にもぐさを貼り付け、施術終了。(反応が消えたので)

 

痛みを確かめてもらうと。

「(手を付いて)痛くない!ありがとうございます!!」

「それにしてもこの針(IP)むっちゃ気持ちいいですね!!!」

本格的な鍼灸は初めてだったようですが、なんとか期待を裏切らずにすんだみたいです。

紆余曲折ありましたが、彼女は今、少しずつ入江式を学んでいます。

ゆっくりと学んでいってもらえれば、と思っています。

 

症例2(日付は忘れました。)

40代女性(妻のママ友です)

少し前から結髪動作痛が強いということで、我が家に遊びに来がてら、鍼灸を受けににきました。

現在は、きつい痛みはもうほとんどなく外転90度程度で痛みのため可動制限があるとのこと。

診断すると、左脾メイン(+)でしたが、鍼灸未経験ということで、焼針、温鍼とせんねん灸のみで治療することにします。

まずは、左脾経に温鍼で上向性のチョン・チョンと点状刺激。

そのあと、左脾経原穴に熱が通るまでせんねん灸一壮。

ささないハリと温灸

左手指を一本ずつFTで診断し、左肺経と左大腸経に反応。

症例1と同様に焼針。(どっちが補だったか忘れました。)

症例1と同様、鎖骨上の反応点に焼針。

 

頚椎、胸椎のst(ステッキー)な反応のあるところに、焼針にて調整。(肩こり症もあり)

直後より、結髪動作痛消失、可動域も左右差なくなり、10分ほどで施術終了。

 

これだけの施術でしたが、後日、何度か見かけても笑顔で、

「全然痛くなくなってる(#^.^#)」

と肩をブン回してくれます(^^♪

 

まとめ

最近は、もっぱら経脈をなでる、温鍼の使い方を多用していますが、考え方、診断、効果は同じです。

五十肩の治療で悩んでおられる先生方は是非、取り入れてもらいたいものです。

診断が出来れば、あとは、経脈に施術すると、治癒に結びつきます。
(とはいえ、一筋縄ではいかない一進一退の五十肩もありますが)

体の声を聴きながら施術するのが、大切だと思います。

からだが受け入れない施術はしないということです。(体の拒否権を認めるということ。)

どんな大家の出した漢方薬でも、どんなに効くと言われているツボでも、どんなに効果の上がる手技でも体が拒否しているならば、不要な施術だと思います。

(と、偉そうに行っていますが、入江正先生のお言葉の受け売りです。)

 

不妊鍼灸の一環で、もともと持っている疾患や症状、体調不良への施術も行ないます。

お気軽にご相談くださいませ。コチラから受け付けています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

大塚でした。^_^