不妊の原因になる疾患:子宮筋腫

みなさん、こんにちは!

げんきな卵子と子宮力を育てる不妊鍼灸

よもぎ堂 大塚彰司です。

不妊の原因の一つと言われている子宮筋腫について

子宮筋腫は、不妊の原因の一つと言われています。
ですが、子宮筋腫を持ったまま、妊娠~出産する女性も多く、
かならずしも不妊の原因とは言えないようです。

筋腫の場所によっては、妊娠しにくかったり、
流産の原因となることがあるので、
筋腫以外に不妊の原因が見つからない時には、
筋腫を取り除くこともあります。

子宮筋腫とは

子宮は大きく伸びたり縮んだり出来る筋肉の壁を持っています。
この筋肉の中に、普通の筋肉とは違ったコブのようなカタマリができることがあります。

これが子宮筋腫です。

子宮筋腫は、良性の経過をとる腫瘍です。
大きくなる速度はおそく、他の臓器に転移するということはほとんどありません。

大きさは、顕微鏡でやっと確認できるものから、数十センチのものまであります。

一般には、成人女性の10人に3~4人に子宮筋腫があるのではないかと言われていますが、ごく小さな筋腫まで含めると、ほとんどすべての成人女性に子宮筋腫があるのでは?と考える学者もいます。

30代~50代半ばまでが筋腫の大きくなりやすい年代。
閉経で月経が止まると、筋腫はあっても、差だんだんと小さくなってきます。

子宮はどんな構造をしているのか?

子宮は、入口となる子宮頸部と、その上の袋状の子宮体部に分けられ、洋なしのような形をしています。

子宮体部は、両側に卵管~卵巣へとつながっています。

子宮は、3層構造で、

  1. 一番外側が漿膜(しょうまく)という薄い膜
  2. 真ん中が、子宮筋という筋肉(平滑筋)出できた厚い層
  3. 内側が子宮内膜というやわらかい粘膜組織

    でできています。
    ※手足の筋肉は横紋筋という筋肉、子宮や胃腸などは、平滑筋という筋肉で構成されています。
    動かそうと命令して動かせる横紋筋に対して、平滑筋は自律神経の命令によってコントロールされています。

子宮筋腫はどんな場所にできるのか?

Bの筋肉のなかに埋まっている筋腫を、筋層内筋腫

Aの外側に出てくる筋腫を漿膜下筋腫

Cの内側に出てくる筋腫を粘膜下筋腫

と呼びます。

粘膜下筋腫が子宮の内腔にどんどんと押し出されていくと、子宮の入り口から膣の方に出てきます。

筋腫がお産のように押し出されてくるので、筋腫分娩と呼びます。

子宮筋腫の症状について

子宮筋腫は無症状であることが多く、妊娠してから検診で偶然見つかることが多いです。

しかし、筋腫が原因で症状が起こることもあります。

筋腫の症状でもっとも多いのが月経の変化です。

とくに多いのが、過多月経、つまり月経血の量が増えます。

月経血の量が増えると、同時に貧血にもなってきます。

めまいがする、すこし動くと動悸がする。

そのような症状が起こっていると、筋腫があるかもしれません。

また、筋腫があると月経時に痛みを感じることが多いとされています。

その他に、おりものが増えてくることもあります。

これを帯下(たいげ)と言います。

淡黄色で水様性の帯下がいつも出ている場合は、筋腫の可能性があります。

また、帯下は膣への感染などでも起こってきます。

帯下が続くときは、子宮に何らかの異常が起こっているかもしれません。

(婦人科の受診をおすすめします)

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

大塚でした。^_^